今年に入ってもいろいろと長寿アニメについて考えさせられることが多い。
最近の長寿アニメについて気になることを調べてみた。
声優さんの高齢化
アニメ「サザエさん」の磯野フネ役でお茶の間に長く親しまれた声優の麻生美代子さんが8月25日老衰のため92歳で亡くなった。
すでに2015年に交代しているが1969年「サザエさん」放送第1回から89歳となる2015年まで、46年にわたりフネを演じた。
波平さん役の永井一郎さんも2014年に亡くなっていてサザエさん一家で初回から現在まで変わらず続けているのはサザエさん役の加藤みどりさんとタラちゃん役の貴家堂子さんの2人のみ。
その加藤みどりさんも78歳、2015年にフネ役を麻生さんから引き継いだ寺内よりえさんも65歳、タラちゃんはなんと77歳!マスオさん役増岡弘さんは81歳。サザエさん一家全員高齢化している。
ちびまる子ちゃんもTARAKOさんは57歳、ひろし役の屋良有作は70歳。友蔵役の青野武さんも2010年に75歳で、2016年にお姉ちゃん役の水谷優子さんも51歳という若さで亡くなられた。
先日交代を発表したクレヨンしんちゃんの矢島晶子さんは51歳だが今後も近いうち慣れ親しんだ声たちが交代していくのは免れない。
プリキュアの数字ブログさんに詳しく書いてあってほんと深刻化しているなと感じた。
やっぱり声が代わるときだいぶショック。ドラえもんもルパンですらやっぱりいまだにイメージが強すぎて違和感が正直残っている。
でもこれからも交代は避けられないし、残った人たちで守っていかないといけない素晴らしい作品たちです。
長寿アニメランキング
現在地上波で放送中の日本の長寿アニメランキング
1位サザエさん(69年~)
2位ドラえもん(79年~)
3位アンパンマン(88年~)
4位ちびまる子ちゃん(90年~)
5位クレヨンしんちゃん(92年~)
6位忍たま乱太郎(93年~)
7位コナン(96年~)
8位ポケモン(97年~)
9位おじゃる丸(98年~)
10位ONE PIECE(99年~)
どれもほんと長年お世話になっている。これからもいつまでも続いていってほしい素晴らしい作品ばかりです。
長寿アニメの原作者たち
長谷川町子(1992年死去)
藤子・F・不二雄(1996年死去)
臼井儀人(2009年死去)
さくらももこ(2018年死去)ゴールデンタイムの子供向け長寿アニメ作者で存命なのは青山剛昌と田尻智(ポケモン作者)だけか…
そうなんだよな。こちらも後世に受け継がれてしっかりと作品を守っていっているけど原作者がいなくなっていくのはほんと残念で寂しい。さくらももこさんはほんとショックだった。
「ちびまる子ちゃん」の原作者であり、幅広い執筆活動の他、多方面でご活躍されました、さくらももこさんが2018年8月15日ご逝去されました。
生前のご貢献に深く感謝申し上げるとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。2018年8月27日
日本アニメーション株式会社
訃報を伝えるちびまる子ちゃん公式Twitterには今日現在27万を超える「いいね」と21万のリツイートがついている。そしてまだツイートは続いている。
さいごに
これだけ世の人が心動かされるのは原作者、声優、そして作り上げているクリエイターの方々の賜物。
このような長寿アニメたちはほんと日本のかけがえのない貴重な文化資産だと思う。
これからも関わるみなさんに敬意を評して楽しんでいきます!