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auもドコモに対抗して2019春に値下げ! 数百億の還元

機種変更を検討しているこの時期にまた嬉しいニュース。auのKDDIが春以降に値下げする考えを明らかに。分離プランの導入も各社進んでおりまた大手キャリアが揺れている。

格安スマホより得になるのか?それともそれほどインパクトのあるものにならないのか。

 

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KDDIのドコモを意識した値下げ発表

KDDIの高橋誠社長が産経新聞の取材に応じ、NTTドコモが来春に検討している携帯電話料金の値下げについて、「他社に値下げされたら絶対に対抗する。それが民間企業の考え方だ」と述べ、来春以降、追随値下げする考えを明らかにした。

 

ドコモは端末販売代金と通信料金を切り離した「分離プラン」の導入などで値下げし、約4千億円を還元する考え。一方、KDDIは分離プランを導入済みで現在の料金水準はドコモよりも低く、追加値下げによる還元額は「数百億円程度」の見通し。

 

数百億ってどれくらいなんだろう?僕のような庶民からしたら100億なんて想像もつかないけど、先日のPayPayの100億も10日で終わってしまったから、動き出したらあっという間なのかも。ばら撒き方による。

 

NTTドコモは4000億規模の還元

NTTドコモは先日、2019春に2〜4割程安くなる料金プランで4000億円規模の還元を実施すると発表。

ただその時はKDDIは追従はしないと断言。この時にすでに「分離プラン」に対応している料金プラン改革への自信があったから。

KDDIはNTTドコモとソフトバンクの2社に先んじて端末代金を割り引かない代わりに通信料金を下げるいわゆる分離プランの「auピタットプラン」「auフラットプラン」の提供を開始している。

これらの分離プランや他の還元を合算するとすでに約3000億円ほどを超える還元を実施。ここでドコモが還元をするからといってそのまま追従はしないというわけだ。

 

ソフトバンクは人員4割を削減し値下げにつなげる

ソフトバンクがここで出してきたのが「RPA」。

RPAいわゆるロボットによる業務自動化を導入して人員を減らし、その分のコスト削減した原資で還元していく目論見。

一番現実的で納得ができる。

 

格安スマホより得になるのか

格安スマホは未だに格段に安い。この各社の還元でどう差がつけられるのか。格安スマホよりも安くすることは可能なのか。

実際、KDDIは「UQモバイル」と「ビッグローブモバイル」、ソフトバンクは「ワイモバイル」と、それぞれ傘下に格安スマホブランドがある。

結局こことのすみ分けをどうするかが焦点。

 

さいごに

使う側は「スマホ」という1台な訳で、結局、大手だろうが、格安だろうが、同じ財布から出ていくので、コスパがいい方が当然選ばれる。

航空会社で言えばANAが、その傘下の格安航空LCC「ピーチ」「バニラ」とどう差をつけているか、ということ。サービスや本数、アクセスなどで、利用する側からも差が何となくわかるようになってきた。

いよいよ携帯会社もLCCと同じように何で差をつけていくか、それもきちんとユーザーが納得いく差のつけ方が必要。

それまではひとまず今はそれほど変わらないから格安スマホが選ばれるだろう。

でもここでKDDIがどういう風に還元を表現していくのか楽しみ。今までなかったようなキャンペーンを期待したい。

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