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AI・RPAの本格化で考えること|10年後食えなくなる仕事

使われる側になるか。
使う側かなるか。
AIがほとんどの仕事を担う。
AIに指示をするのか、AIから指示を受けるのか。
AIに仕事を奪われてほとんどの企業で人員が必要なくなる。
いよいよそんなことが現実になりつつある。
「アサヒグループホールディングスがAI・RPA本格導入」
「アサヒグループホールディングス(HD)は人工知能(AI)や
RPA(ソフトウエアロボットによる業務自動化)を本格導入し、
グループの業務効率化や働き方改革を加速する。
人事総務部に関する質問に自動応答するシステム「人事系AIチャットボット」を開発し、
テスト導入を始めた。8月中旬からアサヒビールとアサヒ飲料で本格展開する計画。
またグループ29社の人事データシステムにRPAを導入し、
人手に頼っていた作業の自動化を進める」
アサヒグループホールディングス(HD)は人工知能(AI)やRPA(ソフトウエアロボットによる業務自動化)を本格導入し、グループの業務効率化や働き方改革を加速する。人事総務部に関する質問に自動応答する
アサヒがAI・RPA本格導入、年1900時間の削減目指す業務とは - ニュースイッチ
RPAは結構前から騒がれていますがいよいよといった感じですね。

RPAとは

RPA(Robotic Process Automation:ロボティック・プロセス・オートメーション)
人間の代わりに事務処理や業務処理などの作業を自動的に進めてくれるもの。
似ている言葉で
RDA(Robotic Desktop Automation:ロボティック・デスクトップ・オートメーション)
RPAがサーバー等へのインストール型に比べ、個人のPC等へのインストール型になる。
簡単に説明すると人がいままで手作業で行ってきた仕事を
ロボットが代わりにしてもらえる仕組み。
今まではブルーカラー業務での物流での荷物の運搬や、
車の製造ラインなどで用いられていた産業ロボットに対して
RPAはホワイトカラー業務でのデータ入力や単純作業の部分を自動で進めてくれる。
誰でも出来る仕事、
入力、集計、表計算、文書作成・・
定時に出社、ランチを食べて、また午後にパチパチやって夕方に退社。
たまにアホらしくなるこんなルーティンな仕事は今後なくなるかもしれない。

10〜20年後、労働人口の49%が人口知能やロボット等で代替可能に

野村総研とオックスフォード大学の准教授、博士との共同研究で過去に発表された。
野村総合研究所(NRI)の公式ホームページです。NRIからの提言や調査・レポート、商品サービス、ITソリューション事例、IR情報、採用情報、CSR情報などを掲載しています。
日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に | 野村総合研究所(NRI) - 
今から既に3年前に発表されている。
とすれば10年であればあと7年!?
人口減少の社会的背景もありいよいよRPAも本格導入する企業が出てきた。
49%って約半数!?
ロボットのほうがメリットがある。
作業に間違いがない。
指示が間違えていなければだが生産性も高くなる。
採用コストなども削減出来るだけでなく人件費削減にもつながるかもしれない。
その分ロボットのコストに代替できる。メリットだけじゃないか。
人の仕事がなくなる。
今、すべきことをしておかないと
ぼけーっとしてたら単純な仕事なんかすぐになくなるだろうな。

ただしすべてが代替できるわけじゃない

この発表にも書かれてるが
「創造性、協調性が必要な業務や、非定型な業務は将来においても人が担う」
「芸術、歴史学・考古学、哲学・神学など抽象的な概念を整理・創出するための
知識が要求される職業、他者との協調や、他者の理解、説得、ネゴシエーション、
サービス志向性が求められる職業は、人工知能等での代替は難しい傾向があります」
RPAにはできないこともある。
自ら考え行動すること
いまから準備しておけば決して悲観することはないと思う。

さいごに

このニュースでAIが人間の仕事に取って代わる時代はすぐ、
と言われてしばらくだけど、意外とほんとにすぐに訪れそう。
steve jobsがMacBookAirを封筒の中から出したあの発表が
ちょうど10年前の2008年。これを考えると
結構最近?って感じ。
10年なんてあっという間。
使われる側に立つか。
使う側に立つか。
なによりも自分自信で10年後活躍できるフィールドを
持ているのかどうか。
自分がいま、どうするかで、
10年後の立ち位置が間違いなく変わる。
自分がどうなっていたいか。
まずはそこからだと思う。