AKB48に対抗してデビューしてきた乃木坂46。一期生から乃木坂を支えてきた主要メンバーの卒業に大きなニュースとなっている。
まだ生駒里奈が卒業してしばらく。今度は西野七瀬が卒業。
橋本奈々未、伊藤万里華、生駒里奈に続き西野七瀬とこれまで乃木坂を成熟させてきた中心人物の立て続けの卒業だけにファンにとってこれはかなりショックなニュース。
【乃木坂46 西野七瀬が卒業発表】https://t.co/YrjgHye7Il
乃木坂46の絶対的エース、西野七瀬が、グループから卒業することが20日、分かった。年内いっぱいで活動を終了し、来年に卒業コンサートを行うという。
乃木坂46西野七瀬、年内をもって卒業「一人になっても、このお仕事は続けたい」 #nogizaka46 https://t.co/WQtBsQR3XE pic.twitter.com/Tbodlsn2wJ
西野、乃木坂46をあまりしらない方にも知ってほしい。いろいろなニュースを追った。
プロフィール
西野七瀬(にしの・ななせ)
1994年(平6)5月25日、大阪府生まれ。11年8月乃木坂46に1期生として加入。愛称「なーちゃん」「ななせまる」。159センチ。血液型O。イラストが得意で、オリジナルキャラ「どいやさん」は商品化もされた。
これまで発売された全21枚のシングルで選抜入りし、14年4月発売の「気づいたら片想い」をはじめ、現役メンバー最多のシングル6作でセンターを務めた。
第59回日本レコード大賞を受賞した「インフルエンサー」での白石麻衣とのWセンター。自身が主演を務めた映画『あさひなぐ』の主題歌「いつかできるから今日できる」での齋藤飛鳥とのWセンターなど、勢いに乗るグループのイメージを司る中心人物として活躍。
ソロでもファッション誌『non-no』の専属モデルやテレビ東京系ドラマ『電影少女 〜VIDEO GIRL AI 2018〜』でのソロ初主演など、多岐に渡る活躍を見せてきた。
乃木坂46とは
え?ここから?というファンの方は読み飛ばしてください。あまり知らない方へダイジェストで。
・秋元康のプロデュースにより2011年8月21日に誕生
・乃木坂46の「46」という数字はAKB48より人数が少なくても負けないという意気込みを込めて総合プロデューサーの秋元康が命名
・乃木坂46はAKB48グループに属さないAKB48の公式ライバルとして存在
・AKB48が専用劇場を持つのに対し、乃木坂46は専用劇場を持たない
・乃木坂46はAKB48とは異なるかたちのエンターテインメントを目指すプロジェクトを掲げている。第一に「劇団」のようであること。
・乃木坂46においてダンスは舞踏や舞踊として位置づけられ、ダンスを通じて劇を演じることによってひとつの作品を提示することを命題
・第二に「文化的」であること。CDの特典映像として収録されている個人PVは、乃木坂46のメンバーを用いて文化的な要素を引き出すための装置として位置づけられている
・2017年11月にはひとつの目標であった東京ドームで初となるライブ開催、2日間で計11万人を動員
・15本以上にのぼるCM出演数、女性グループではトップクラス
・17thシングル「インフルエンサー」で初のミリオンセールスを達成
「日本レコード大賞」も受賞
AKBとは違い「会いにいくことが出来ないアイドル」としてもそれなりのブランド力を育ててきたようにも思える。
年内の活動を持って卒業。来年に卒業コンサート
乃木坂・西野七瀬が年内の活動をもって卒業へ 来年に卒コン、芸能活動は継続/芸能/デイリースポーツ online https://t.co/vOUEDe5cTG #乃木坂46 #DailySports
これだけの餞、円満卒業は西野の人柄もあるだろう。
卒コンは毎年行われるバスラ(バースデーライブ)で行われるのか。
現在調整中とのこと。
シングルセンターは6回、現役乃木坂メンバーの中で最多!
現役乃木坂メンバーの中でも最多のシングル6回センターをつとめる。いかにグループの象徴として存在していたかがこれでわかる。(アルバムやカップリングをあわせるともっとだけど)
センターになった曲は以下の通り!
気づいたら片想い(8thシングル)
夏のFree&Easy(9thシングル)
命は美しい(11thシングル)
今、話したい誰かがいる(13thシングル)
インフルエンサー (17thシングル)
いつかできるから今日できる(19thシングル)
これを見てもらえれば知らなかった人も「なるほど」って重要人物であったことが納得してもらえると思う。
乃木坂を一期生からグループを成熟期に育て上げた功績
【乃木坂の成熟 支えた西野七瀬】https://t.co/pfJmO34PDN
グループからの年内卒業を発表した乃木坂46の西野七瀬の功績をたどる。世間に広まった乃木坂のイメージは、西野の活躍によるところが大きいとの声も。
ファンではない人はあまり1人1人のメンバーまでわからないって人もいるだろう。でもほぼメインで最前線にいた西野の印象は乃木坂の象徴としてありイメージとしては強いだろう。
最近の乃木坂46はメンバー個々でも全体としても徐々に自然に成熟していく姿を表現として見せてきている。これだけ広い支持を得るようになってきたのはグループ自体が年齢的にもキャリア的にも若い段階を越えて大人としての表現ができるようになって以降。この段階に入った時期でセンターとして、中心人物として、グループのイメージの重要な一端を担ってきたのが西野。これは大きな功績といえるだろう。
さいごに
今後白石麻衣などのメインメンバーが卒業しないか心配。これで連続卒業はしばらく止めてほしい。
でもアイドルってこの成熟期からが面白いところで、男性グループなどもこのあとにバラエティーや司会やいろんな活躍を「グループに所属しながら」有名になっていくんだよな。最近の乃木坂の個々に羽ばたいていく姿は応援したいがこの点がもったいない気がしてならない。
あとは西野の人気の理由は謙虚さ。円満卒業と言われるように番組やライブでのコメントも周りを気遣い、やわらかい表現で礼儀正しい。アイドルという職業で検挙にするのは本来は相反していて難しい。それが出来ている数少ない人だろう。どの分野にいってもこれからも活躍が期待出来る。
西野の活動は年内いっぱいだが、卒業コンサートは来年開催予定、日時や場所は調整中とのこと。でも年内って実質活動期間はわずか3カ月。乃木坂46の一員としての西野七瀬の姿を少しでも多く目に焼き付けておきたい。