ソフトバンクが12月4日、25歳以下の利用者を対象に、月額基本料金を割引するキャンペーン「学割放題」を12月21日から実施すると発表した。
これでau、ドコモ、ソフトバンクの大手キャリアの学割が出揃った。
結局通信費は相変わらず高いキャリアだけど、今回の発表ではどこがお得なのか?
内容を見てみた。
ソフトバンクは3カ月月額基本料0円でデータ通信し放題
ソフトバンクの「学割放題」は、大容量プラン「ウルトラギガモンスター+」なら4,500円、小容量の「ミニモンスター」なら2,980円を、それぞれ月額基本料から3カ月間割引するキャンペーン。
2年契約の1年目に適用される「1年おトク割」、さらに「ウルトラギガモンスター+」に適用可能な「みんな家族割+」(4人以上)と併用することで、3カ月間、月額基本料を0円にすることが可能。
キャンペーン期間は5月31日まで。
対象は
・申込み時点の年齢が25歳以下
・ソフトバンクへの新規契約・MNP・機種変更あるいは3Gから4Gに契約変更する場合
なお、光回線とのセット割引「おうち割 光セット」に加入している場合、「学割放題」による割引期間中は、「おうち割 光セット」割引は適用されない。
3カ月はちょっと短い気がする。
NTTドコモは12カ月間毎月1,500円の割引 家族にdポイントプレゼント
NTTドコモは25歳以下のユーザーとその家族を対象とした割引サービス「ドコモの学割」を12月1日から実施すると発表した。
対象は
・25歳以下
・「カケホーダイ&パケあえる」を新規またはMNPで契約するユーザーと、その家族
25歳以下のユーザー(申込み時点)は、申込み当月プラス12カ月間、毎月1,500円の割引。
シェアパック子回線なら、月額280円からスマホが利用できるほか、家族も1人あたり3,500円相当のdポイントがもらえる。
家族全員に3,500円相当のdポイントプレゼント
家族向けの特典としては、「ドコモの学割」の条件を満たすユーザーと同じシェアグループの全員に、dポイントがプレゼントされる。
2019年2月1日までに条件を満たせば、家族全員に3,500ポイントずつ、2月2日以降なら2,500ポイントずつが進呈される。
なんとなく焦点が学生というか家族になっているような。
auは3カ月0円から使える「auゼロ学割」など
auは25歳以下の契約者を対象とした「学割」キャンペーンを12月1日から提供すると発表した。
「auピタットプラン」が3カ月間0円で使える「auゼロ学割」をはじめ、大容量の「auフラットプラン」も料金割引などが実施される。
auの「学割」は3タイプ
条件は
・契約者または利用者が25歳以下
・MNP、新規契約、機種変更と同時に対象プランに加入
・25歳以下の利用者の家族が新規契約した場合も、同様に割引が適用される。
キャンペーン期間は2018年12月1日から2019年5月31日まで。
「auピタットプラン(カケホ/スーパーカケホ)」の料金が3カ月間、毎月1,980円割引される。
「auスマートバリュー」「スマホ応援割」とあわせて適用すると、データ容量が1GB以下なら月額料金が0円になる。
大容量プラン「auフラットプラン」の料金が3カ月間、毎月2,020円割引。
動画配信サービスNetflixとのセットプラン「Netflixプラン学割」も提供される。
「auフラットプラン5(学割専用)」「フラット学割5」
こちらも25歳以下でMNP、新規契約または機種変更した利用者を対象にした、5GBのデータ容量を定額で利用可能な専用プラン。
「auフラットプラン5(学割専用・シンプル)」なら、「auスマートバリュー」「スマホ応援割」とあわせて適用すると、3カ月間980円で利用できる。
「auスマートパスプレミアム」が4カ月間半額
各種割引クーポンや修理代金の割引などの特典が受けられる「auスマートパスプレミアム」(通常月額499円)が、最大4カ月間半額の249円で利用できる「auスマートパスプレミアム 2019学割キャンペーン」も実施。
対象は、「auスマートパス」に初めて加入する25歳以下の利用者で、受付期間は「学割」と同じく、12月1日から2019年5月31日まで。
auはいろいろあって一見いいんだけど、、
分かりにくい!
条件も複雑。計算したら結局それほどでもってならない?
さいごに
学生にはいい。確かに低価格でスマホも手に入るし入門としては入りやすい。
けど、それを支払う家族はどうか。家族トータルではどうなる?
調べればいろいろな組み合わせがあるし、ほかに安い方法もある。
家族を巻き込みキャンペーンは一瞬お得に見えるが家族トータルで考えるとどうか。
あと期間が年々短くなっている気がする。
こうやって発表された時の注目されるだけのキャンペーンならあまりうまみはない。
売り手都合で惑わされずよく考えて選ぶことをおすすめする。