キャッシュレス

スマホ決済導入相次ぐ!これから増える?無人自動精算

投稿日:2018-10-02 更新日:

最近、スーパーなどでよく見る無人レジ。コンビニでも登場してきている。

Amazonの日本でのスマホ決済実店舗稼働などのニュースも記憶に新しい。

クレジットカード決済を行うスマートフォン決済、いわゆる「スマホ決済(モバイル決済)」の導入が急激に増えている。

スマホ決済の導入が増えている背景には下記のような理由がある。
・導入の手軽さ
・手数料の安さ
・入金の早さ

日本ではスマートフォンのサービスが開始されたのは2012年頃から。早6年。

当初よりも事業者側も導入しやすくなってきてこれから増えてくるだろう。最近スマホ決済開始したものを紹介します。

 

コンビニ

セブン銀行ATM

24時間365日セブン銀行でスマホを使った取引が可能に。

バンドルカードのアカウントを保有するユーザーは全国24,000台以上のセブン銀行ATMで24時間365日、スマホのQRコードを利用した決済取り引きが可能となる。

バンドルカードとはVISA加盟店で利用できるプリペイドカードのこと。

生年月日と電話番号だけでアプリからすぐにネット決済専用のバーチャルカードが発行され、希望者は実店舗で使えるリアルカードを持つことも可能。カードは日本を含む全世界200以上の国と地域にあるVisa加盟店で利用できる。

24時間365日コンビニ連携はピッタリで需要もあるだろうしこれからユーザーも増えそう。

 

ローソン

コンビニでレジに並ばずスマホ決済。

これはセルフでスマホで決済する。このローソンスマホペイの導入店舗を9月以降、拡大するとのこと。

4月から実証実験を始めた一部店舗では懸念された万引き被害が特に増えなかったこともあり2019年2月までに都心部を中心に100店で展開する予定。

ローソンスマホペイは公式アプリを起動して手に取った商品のバーコードをカメラで読み取らせるだけで、支払いが完了できる仕組み。

アプリに登録した電子決済サービスやクレジットカードで精算するので、レジに並ぶ必要がない。

現在、導入しているのは都内の中央区と品川区の計3店。このうち大崎の店舗では、混雑時に入店から退店までの時間が、レジで精算する場合にかかる約4分から、約1分に短縮できたという。

導入店舗では午前1~4時、従業員はレジでの接客はせず、バックヤードで発注や品出しの作業に専念する「無人営業」状態になる。

店を出る時に決済画面を出口の端末にかざすが、店の出入りは自由にできるため、万引きの被害が懸念されていたが導入した店舗の万引きの件数を検証すると、導入前とほぼ変化がなかったという。

今秋、お台場、秋葉原の2店を追加。以降、来年2月までに全国100店で導入する計画。

これも同じく回転率と人件費削減につながる。実際行って使ってみた。
袋が使っていいかわからずあたふた。後ろも気になったりこれは結構焦ったわー。

日本だから万引きはそんなに増えないと思うけどゼロではないと思う。すごいセキュリティは疑問だった。

(しかし検証方法が実施前より万引き件数に変化ないって・・結局あるんだね万引きw)

 

アマゾン

日本の実店舗でスマホ決済開始

米アマゾン・ドット・コムの日本法人、アマゾンジャパン。スマホを使った実店舗での決済サービスを開始したと発表。

アマゾンが自社の実店舗以外に決済サービスを提供するのは世界で初めてだそう。利用者は通販サイトのIDをそのまま使うことができ、店舗側の決済手数料は無料。

新宿区や福岡市の飲食店や土産物店など数十店舗でサービスを始めた。

アマゾンの参入で日本のキャッシュレス化加速が刺激された出来事だと思う。

 

外食チェーン

デニーズ

各テーブル席にあるQRコードを、スマートフォンで読み込むと表示されるデジタルメニューブックから、注文と会計を簡単に行うことができる仕組み。

注文と同時に決済をオンラインで行うため、食事後はレジに並ぶ必要が無い。同社では、こうしたスキームを活用することにより、忙しいお昼どきの「レジ待ちの時間」を解消することができるとしている。

コンビニもそうだけどこれにより回転率が上がって客数が伸び、人件費削減にもつながるだろう。

実施店舗:デニーズ新宿中央公園店
実施日:2018年9月18日(火)スタート
実施時間:平日11時-15時(平日とは祝日でない月曜日~金曜日)

 

スシロー

9月オープンのスシロー荻窪店には自動精算機が導入。
皿数のチェック後、バーコードの付いた札を渡され、精算機に挿入すると金額が表示され、現金とクレジットカードが選択できスーパーのセルフレジと同様にお客様だけで決済できる。
但し、使用できるクレジットが限られ、交通系ICカードは使えないとのこと。

 

お賽銭もスマホ!?

これはちょっと意外。

東京・港区の愛宕神社には普通の賽銭箱とは別に、初詣期間の特定の日に限ってだが、電子マネー専用の“賽銭箱”が置かれている。

そこには

「楽天ペイでのお賽銭はこちら 楽天ペイアプリでQRを読み取りください」「楽天Edyでのお賽銭はこちら 使い方 壱、金額を入力し、確定ボタンを押す 弐、カードをタッチしてください」

といった手書きの説明が添えられている。

ご利益はあるのだろうか・・

 

スマホ決済者まだ4人に1人?

スマート・ソリューション・テクノロジーの調査で、スマートフォンを活用した決済について主要都市部でさえ4人に1人しかスマホ決済を利用していないとの結果。

スマホ決済で利用しているサービスの1位は「モバイルSuica」(32.1%)、2位は「Apple pay」(24.5%)、次いで「Edy」と「nanaco」(22.6%)が同列3位となったが「iD」「LINE Pay」「楽天ペイ」などとも大きな差はなかった。ユーザーは単一の決済サービスでなく、複数の決済サービスを店舗によって使い分けていることが分かった。

次に、スマートフォンの決済サービス利用者へ利用している場所について調査。1位は全体の65%以上を占めたコンビニエンスストアで、全ての年代で高い結果となった。これはコンビニエンスストアが慢性的な人手不足であり、利用できる決済サービスの選択肢が多く、ユーザー優位でキャッシュレス化が進んでいるからだと推測している。

そう。お客さんもお店も両方メリットがあるんだと思う。

 

飲食店オーナー8割が導入したい

飲食店オーナー30名に対して外国人観光客の誘客への興味に関して質問したアンケートでは、阿波踊りの会場においても訪日外国人観光客の数が増加しており、97%が誘客に興味があると回答。

スマホ決済に対するイメージを聞いたアンケートでは、「より身近に感じた」が66%に、「オペレーションが思ったより楽だった」が57%、認知はしていたが実際に導入して初めて便利さを実感しており、今回の実証実験を通して、スマホ決済に関するイメージがより身近になり、導入に対して前向きにとらえていることがわかった。

最後にスマホ決済導入の意志を聞いたアンケートでは、「導入しない」は0%になり、「導入したいが利便性などを考慮した上で決めたい」が20%、80%が「導入する」と回答。実証実験を通して、外国人観光客の誘客など様々な点で将来性を実感できていることが考えられる。

出典元:日本美食株式会社

使う方も、提供する方も求めているなら早い所導入してほしい。これからもさらに加速していきそう。

 

各社の決済参入も相次ぐ

スマホ決済は楽天、NTTドコモなど参入企業が相次いでいる。

LINEやヤフーとソフトバンクが出資する「ペイペイ」が、中小企業の決済手数料を期間限定でゼロにするなど加盟店の獲得競争が激化している。

アマゾンは今回、中小店舗を囲い込むために、19年には決済翌日に売上高が店舗の銀行口座に振り込まれるようにし、店舗の資金繰りを支援する。

今後は購買データをベースに既存の事業と連動したサービス開発ができるかがポイントになりそうだ。

 

さいごに

スマホでの決済はこれからもっと普及してくるだろう。

事業者側の導入のしやすさと、消費者側も当たり前に使える店舗を選んでいく。

僕も面倒なので使えないお店を見つけると隣りに入ってしまうほど。

(でもこのご時世そんなお店ほとんどないけど)

たまにあるのは地方のバスとか。普段から小銭も持ち合わせてないから両替に手間がかかったり。

チップを埋め込む実験もあるようで今後体に埋め込んで何も持ち歩かなくなるなんてことになってくるかもしれない。

これからほんと楽しみ!。



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