最近、スマホ決済のニュースが多くなってきた。
前回、「スマホ決済導入相次ぐ!これから増える?無人自動精算」で書いたけどそれからまた増えてきている。
大阪市でLINE Pay支払いが始まったり、コンビニや自販機でも相次いで導入が進んでいる。
これからも増えると思うが最近のニュースをまとめてみた。
参考記事
Contents
税金も「LINE Pay」で!大阪市で開始
12月14日から「LINE Pay」で大阪市の税金支払ができる。
対象となるLINE Pay 請求書支払いで支払い可能になる大阪市の税金は以下の通り。
個人市・府民税(普通徴収)
個人市・府民税(特別徴収)
固定資産税・都市計画税(土地・家屋)
固定資産税(償却資産)
軽自動車税
法人市民税
事業所税
市たばこ税
入湯税
LINE Payはライン上で展開するモバイル送金・決済サービス。
LINE Pay 請求書支払いは、公共料金や通信販売などの請求書上に印字されたバーコードをスマートフォンで読み込むことで、LINE Payで支払いができるというサービス。
自治体の税金支払いにLINE Payを活用する事例は神奈川県も発表している。
これから全国の自治体で増えてくるだろう。こういうサービス、ポイントがあったら税金にもポイントってつくのかな・・。だったら使ってもいいかも。
伊藤園の自販機で「Alipay」対応 業界初
伊藤園は11月15日、中国で広く普及している決済サービス「Alipay」に対応した自動販売機を同月から全国展開すると発表した。交通系電子マネーに加え、Alipayにも対応した「業界初の自販機」(同社)という。観光地や都市部を中心に設置し、訪日客の利便性向上につなげる。
自販機の専用端末に表示されるQRコードを、スマートフォンのカメラで読み取るとAlipayでの決済が可能になる。
対象の自販機では、決済手順を中国語で表記する。
中国では普及が進んでいるAirPay。増えてきている中国人消費への受け皿としてもこれからも確実に増えてくるだろう。
自販機でキャッシュレスの「Coke ON Pay」、コカ・コーラのスマホアプリ
日本コカ・コーラはスマートフォンアプリ「Coke ON」の新機能として、キャッシュレス決済ができる「Coke ON Pay」の提供を開始した。
「Coke ON」アプリからクレジットカード等の決済カード情報を登録し、スマートフォンを「Coke ON Pay」対応のステッカーが貼ってある「スマホ自販機」に接続後、アプリを操作するだけで、自動販売機本体に触れることなく製品を購入することができるとのこと。
「Coke ON Pay」に対応した「スマホ自販機」であれば、お客様は自動販売機本体に触れることなく、スマートフォンの画面をスワイプするだけで製品を購入いただけます。また購入時にもらえる「Coke ON」のスタンプ(15個たまるともれなく製品が1本無料になるドリンクチケットをプレゼント)に加え、登録された各クレジットカード等のポイントも併せて貯めることができる。
ポイントも貯まるし、このアプリはいざという時入れておいてもいい。
アプリのダウンロードはこちら
日本コカ・コーラのリリースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000277.000001735.html
ファミマ、スマホ決済「LINE Pay」・「PayPay」など6種対応
ファミリーマートは10月18日、バーコード決済サービスの取扱を順次開始すると発表しました。11月から一部店舗で「d払い」「LINE Pay」「PayPay」「楽天ペイ」に対応開始し、12月4日にはセルフレジを除く全店舗で対応するとしている。
また、来年1月下旬を目途に中国のバーコード決済「Alipay(支付宝)」と「WeChat Pay(微信支付)」の取扱いを開始すると発表。
コンビニが続々とバーコード決済に対応していっている。これからよりキャッシュレス化が進むことを牽引するだろう。
すかいらーく/宅配と店舗の決済に「楽天ペイ」「LINE Pay」導入
すかいらーくホールディングスは11月13日、楽天、LINE Payと、すかいらーくが運営する宅配サービスと飲食店へのスマホアプリ決済サービス導入について基本合意書を締結したと発表。
11月29日より、5ブランド15店舗の宅配サービスにおいて、プリント型QRコードの読み取りによる決済の導入を開始。2019年末を目途に、約1000店舗の宅配サービスでスマートフォンによる決済が利用可能となる。
また、2019年中頃に店舗の卓上セルフオーダー端末(卓上タブレット)に表示されたQRコードの読み取りによる、「楽天ペイ(アプリ決済)」「LINE Pay」を使った決済の導入を試験的にスタートする。
さらに、2019年末を目途に、すかいらーくが運営するテーブルサービスレストラン約3000店のレジで「楽天ペイ(アプリ決済)」「LINE Pay」が使えるようになる予定。楽天グループのポイントプログラム「楽天スーパーポイント」を貯めたり、支払いに使ったりすることができる。
これも楽天ペイ、LINE Payを入れておく必要があるが、これからこういう店舗も増えるし、楽天のポイントが貯めたり使ったりできるのはでかい。これは入れておいて損はないだろう。
さいごに
日本コカ・コーラの「Coke ON Pay」だけはちょっと違うけどそれ以外のスマホ決済はますます勢いを増している。
今回出てきたのは、「楽天ペイ」「LINE Pay」「PayPay」など。
「楽天ペイ」はクレジットカードを登録して、スマホアプリで簡単に支払いができるサービスで、QRコード決済サービスの中でも、国内利用者数No.1のサービス(注)と言っている。
(注)QRコード決済利用実態調査、有効回答=1,200、2018年1月、インターネット調査、調査主体:楽天、調査実施機関:インテージ
「LINE Pay」は、日本国内で月間利用者数7800万人(2018年9月時点)を抱えるコミュニケーションアプリ「LINE」内から登録・利用できるモバイル送金・決済サービスで、3000万人が登録している。「LINE Pay」にチャージした残高を街中の店やオンラインショップなどのLINE Pay加盟店で支払いや、「LINE」の友だち同士での送金にも使える。
「PayPay」はヤフーが10月5日に正式サービスを開始したキャッシュレス決済サービス。これから利用できる店舗がますます増えていく。いまなら新規登録でPayPayマネーも付与される。これから伸びていきそうなサービスだ。
楽天、ヤフー、LINE。この3社と中国のバーコード決済「Alipay(支付宝)」「WeChat Pay(微信支付)」の取扱いも入り、競争激化でいろんな分野への導入が増えていくのは見えている。楽天は先日KDDIとも連携し19年には「au PAY」もリリースすると発表している。
これからも増税やオリンピックまでにこれらのサービスはますます増える。
最近、財布を持ち歩くことも少なくなってきた。利用者側の環境は揃ってきている。
スマホ決済が増えればますます利用も促進されるかは、わからないが便利に越したことはない。楽しみだ。